MBL 婦人科・細胞診領域
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TACAS 液状化検体細胞診

ベセスダシステムと標本作製

ベセスダシステムでの適正標本の基準
標本の種類 従来直接塗抹法 液状化検体細胞診法
塗抹される必要最低
扁平上皮細胞数
保存状態が良く鮮明に見える細胞数
8,000~12,000個以上 5,000個以上
子宮内頸部/移行体細胞数
適正条件ではないが有無の記載が必要
子宮内頸部または扁平上皮化生細胞が孤立性もしくは集塊として
10個以上出現していること
不明瞭要因 扁平上皮細胞の75%以上が不明瞭である場合は不適正とする
炎症細胞、出血により覆われていないか
過度な乾燥によるアーチファクトの有無
扁平上皮細胞の50~75%が不明瞭である場合は、「適正」という記載に続けて部分的に不明瞭である旨記載する

上記、適正・不適正を記載するということは、従来の細胞診断現場だけでの診断精度向上を目指すのでは無く、臨床側にフィードバックすることで検体の採取法に対する意識の向上、採取器具の選択、技術改善にもつなげていただく活動なのです。

◎ ベセスダシステムと採取器具と液状化検体細胞診

適正な標本採取のために

検体の適否評価はベセスダシステムで最も重要な品質保証項目です。
従来法で問題とされていた、塗抹技術や固定法の差、細胞採取量の差、細胞の乾燥・血液成分や炎症成分の過多などの「適正標本」条件の問題点が、適切な「採取ブラシ」と「液状化検体細胞診」により改善されます。
その最大の効果を生み出すためには、弊社では以下を奨励しております。

標準的な操作で、診断に十分な細胞量の採取、頸部頸管細胞を確実に採取できます。

ベセスダシステム2011アトラス

ベセスダシステムでは細胞の見方、捉え方、報告形態に変更があります。
また、従来のクライテイリアにはない細胞判定項目があります。 詳細は左記アトラスをご参照下さい。


出版社:シュプリンガー・ジャパン株式会社 (2007/11/29)
R. ネイヤー (著), D. ソロモン (著), 平井康夫 (翻訳)

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