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TACAS™ News

基本性能 No.4
細胞添加回収試験

液状化検体細胞診において採取した細胞を全て回収し、異型細胞が少量でも検出可能であることはメリットの1 つでもある。
今回はTACAS GYN Vial を用いて異型細胞濃度が高いサンプルから低いサンプルにおいて、異型細胞をどの程 度回収可能であるか確認を行った。


【検討方法】
  1. 子宮膣部擦過検体をTACAS GYN Vial にて固定する。
  2. 培養細胞SiHa をTACAS GYN Vial「1」に下記濃度で添加する。
    100,000 個、50,000 個、25,000 個、12,500 個、6,250 個、3,125 個、1,563 個、782 個、391 個、195 個、 97 個、48 個
  3. 各Vial を所定のTACAS 標本作製法(バイアル法)にて処理し、標本作製を行う。
  4. 各濃度での標本上のSiHa 数をカウントする。


【結果の一例】



【結果】

300µL 内に含まれる計算上でのSiHa 数と実際の塗抹数において大きな乖離は見られなかった。 希釈倍率が高くなるにつれて細胞回収率は約85 〜90%となった。

今回の検討よりTACAS 法において異型細胞が少数の場合でも、判定可能である細胞数が回収および塗抹されることが確認された。

引用: 二谷悦子、高橋正宜. TACAS™法の基本検討.
日本臨床細胞学会雑誌:補冊1号. 49: 187 (2010)




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